甲府で夜も観光できる場所ってどんなのがある?
「出張や観光で甲府に来たけど、夜の自由時間を有効活用したい!」という方のために、山梨県在住ライターが情報をまとめました。
どれも甲府駅から徒歩で行ける場所だけに限定して紹介しています。
路線バスを使えばもう少し範囲を広げられますが、夜になると極端に本数が少なくなるので除外しました。
目的地に到着できても、帰ってこられなくなる可能性大なので、夜間に路線バスを利用する方はしっかり時刻表を確認して下さい。
夜の甲府観光その1:天然温泉を堪能する
甲府には至る所に天然温泉がありますが、甲府駅から徒歩圏内となると意外と少なく2つほどしかありません。
ですが、どちらも十分に山梨の温泉を楽しめる施設なのでぜひ立ち寄ってみて下さい。
ホテル談露館
130年以上の歴史を誇る、甲府随一の老舗ホテルです。
夏はホテルの中庭でビアガーデンもやっているので(LO21:00)そちらもオススメ。
ホテル内の大浴場を日帰り利用できるサービスがあり、タオル付きで税別1,000円、食事利用者は500円で入湯できます。
宿泊しなくても、気軽に100%天然の掛け流し温泉を楽しめるのが嬉しいですよね。
さらに、最長25時まで利用できるので、夜の時間つぶしにはぴったりです。
ただしこちらの施設、利用前にひとつだけ確認しておくべき点が。
ホテル満室時は17時以降の日帰り入浴を制限することがあるので、事前に電話などで確認した方が安全です。
喜久乃湯温泉
こちらは談露館とは反対側、駅の北口から徒歩15分程の場所にあります。
なんと、あの太宰治が足繁く通った名湯で、21時半まで営業しています。
太宰治が滞在した有名な温泉は湯村にもありますが(旅館明治)、夜間は車がないとアクセスしづらい場所にあるので、甲府駅から歩いて行ける喜久乃湯温泉をオススメしたいと思います。
入湯料は400円で、とってもリーズナブル。
タオル、シャンプーなどのアメニティは有料ですが、どれも格安なので手ぶらで行っても大丈夫です。
こちらでは、加温されていない源泉のぬる湯と、42度に加温された湯船を交互に堪能できます。
番頭のおばちゃんがいる、昔ながらのレトロな銭湯といった趣なので、温泉の質だけでなく、雰囲気も楽しめるのが高ポイント。
温まった後は、甲府駅に戻りながら清運寺に立ち寄ってみて下さい。
こちらは太宰治のお散歩コースだったお寺で、坂本龍馬の許嫁、千葉さな子さん(北辰一刀流小太刀免許皆伝、長刀師範)のお墓があります。
剣の道を志している方や歴史好きの方にもオススメです。
夜の甲府観光その2:夜景を見に行く
山梨の夜景スポットと言えば、新日本三大夜景に選ばれた「笛吹川フルーツ公園」や「ほったらかし温泉」が有名ですが、甲府駅の徒歩圏内にも、夜景を楽しめる場所がいくつかあります。
舞鶴城公園
甲府駅から徒歩5分の場所にある舞鶴城公園。
日本百名城の一つ「甲府城」の跡地で、春は桜、冬はライトアップ、さらにはポケモンGOのレアモンスターが沸くスポットとしても有名です。
甲府市民のお散歩コース、憩いの場として活用されていますが、イベント時以外は混み合うこともないのでゆっくり見て回ることができます。
こちらの天守台からは、甲府の街並みがぐるりと360度見渡せるので、夜景スポットとしても有名です。
甲府市役所 展望ロビー
こちらも、甲府駅から徒歩5分程度の場所にあります。
甲府市役所の10階が展望ロビーとして解放されており、利用可能時間は21時30分までと、そこそこ遅くまでやってます。
市役所と聞くと土日は閉まってるイメージがありますが、なんとこの展望台は、年末年始の12月31日から1月3日を除く毎日解放されてます!
利用料金も、もちろん無料!
夜景もオススメですが、天気のいい昼間なら白根三山、鳳凰三山、富士山(の上の方だけ)がよく見えます。
空調の効いた展望ロビーでゆっくり甲府市を一望できる、イチオシスポットです。
甲州夢小路
甲府駅の北口にある甲州夢小路も要チェック!
夜になると雰囲気がガラッと変わるので、散歩コースとしてオススメです。
お土産屋さんなどは残念ながら全て閉まっていますが、飲食店は遅くまでやっています。
中でも、時の鐘の側にあるAuthentic Bar U-ME(ユーメ)は24時までオープンしていて、オーナーこだわりのウィスキーが100種以上楽しめるのでオススメです。
ちなみに、時の鐘は24時間いつでも入ることができるので、散歩のついでにぜひ登ってみて下さい。
山梨県庁噴水広場
山梨県庁の正面にある噴水が、日没~21時までライトアップされています。
ごくまれにプロジェクトマッピングなどのイベントが開催されていることもあるので、散歩がてらにぜひ立ち寄ってみて下さい。
夜の甲府観光その3:山梨県産ワインやフルーツを楽しむ
やまなしプラザ
こちらも比較的最近できた建物で、山梨県防災新館、やまなしプラザと呼ばれています。
休日の昼間であれば、平和通りに面したテラスで農産物の直売『農大マルシェ』が開催されていたり、入場無料のジュエリーミュージアムでは宝石の研磨や、ペンダント、ストラップ作りも体験できます。
この中にあるオープンカフェ、まるごとやまなし館は21:00まで営業しているので、夕食後にふらっと立ち寄ることも可能です。
名物の鳥もつ、甲斐サーモン、富士桜ポークの他に、山梨県産フルーツを使ったスイーツ、さらに山梨県産ワインがグラスで500円という超特価で楽しむことができます。
夜の甲府観光その4:定期開催のイベントを楽しむ
甲府駅北口よっちゃばれ広場
甲府駅北口に新しくできたよっちゃばれ広場では、定期的にイベントが開催されています。
この写真は8月に開催された『地ビールフェスト甲府』の様子ですが、土日やお盆休みなどであれば、イベントに遭遇できる可能性が高いです。
事前に調べたい場合は、甲府駅北口イベント情報のサイトをチェックして見て下さい。
ポイント
甲府駅から歩いて行ける温泉は2カ所、ホテル談露館と喜久乃湯温泉
夜景を楽しむなら舞鶴城公園、甲府市役所展望ロビー、山梨県庁の噴水、甲州夢小路
県産フルーツのスイーツやワインを楽しみたいなら山梨県防災新館
運が良ければ、甲府駅北口のよっちゃばれ広場でイベントをやってるかも